2014年4月26日土曜日

果菜類の植え付け

今日も朝から農園です。先週すでにウネを作り、肥料を撒いて黒いマルチで地面を覆い、支柱を立てたので、今日はインゲン、ナス、ピーマン、キュウリ、トマト、カボチャの苗を植える作業です。

気候もすっかり暖かくなり、植物の心なしか元気に育っています。ちょっと間引きしないで放っていたら、ホウレンソウがわんさか育っていました。慌てて間引きしました。採った分は、今夜のおかずになりそうです。

とりあえず至れり尽くせりの体験農園では(自分で勝手にやる分にそうはいかないでしょうが)、事前に師匠の選んだ丈夫で味のいい品種の苗、肥料、それから紐がプラスチックのカゴの中に用意されています。

まずはマルチを手で裂いて穴を開けて、そこから苗が根っこごと入るサイズに土を掘って、苗をしっかりと押し込みます。あとで紐で茎と支柱を結ぶので、あまり支柱から離れないように植えるのですが、これが意外にいい位置に掘れずに苦労しました。







去年はピーマンを病気で早々に枯らしてしまったので、丁寧に植え付けます。それから寒冷紗をたくし上げてカボチャを植えました。ここから茎が伸びていくので、向きを考えましたが、ちょっとよく分かりませんでした。まあ、あとで割り箸とか地面に挿して方向付けするので、多少はいいかと。

 

そしてトマトを植えるときは、後で実を取りやすいよう、花の向きが通路側を向くように、と指導されました。といいつつも、2つは花が付いてなく、どちらを向けていいか分かりませんでした。

ということで、何とか無事に植えて、ナス、トマト、ピーマン、キュウリ、インゲンの苗を植え付けることができました。


残念ながら、コマツナやカブはうちは植えたのが遅いので、まだまだおチビちゃんです。他の畑の方はそろそろ間引きが必要なくらいに、密集していました。昭和の男として、どうも間引きは食い物を無駄にしているようでイヤなのですが、結果的にはその方が生育がいいので、連休後半くらいにまた畑に行くつもりです。


2014年4月21日月曜日

トマト、ナス、ピーマン、キュウリの準備をする

この週末は特に何を植えるというわけではないのですが、来週からトマト、ナス、ピーマン、キュウリという果菜類を植えるということで、その下準備をしました。

まずはピーマンとナスですが、昨年は病気で1本だけのピーマンを早々に枯らしてしまい、とても残念でした。対照的にナスは夏から初秋くらいまでこれでもかと収穫できて、8月は麻婆茄子、揚げ出しナス、フライ、ナスカレー、、、と毎日ナス料理で辟易したほどです。

いつも通り、寸法を測って、1m幅を内側にクワを入れて60cm幅にします。


ウネの周囲の掘った溝に鶏糞を流し込みます。肥料袋に半分くらいあるので、どれだけ入れるのか分かりませんでしたが、隣りの方に訊いたところ、全部入れるということで、ちょっと驚きました。ウネの周りは鶏糞で一杯です。

次に化学肥料をウネの上面に撒いて、黒い穴なしマルチを敷きました。さすがに先週もやったのでマルチはスムーズにできる、、、と思ったのですが、何だかちょっとウダウダしていたら風に吹かれて捲くれ上がってしまい、真っ直ぐ張るのにちょっと苦労しました。

風が止んでから、マルチの端を長靴で踏み込みながら、少し脇の土を掛けていきました。

マルチがしっかり張れたら、ピーマン用に1本、ナス用に3本の緑色の支柱を垂直に立てました。これで準備完了です。

今度はトマトとキュウリです。少し敷地の内側なのと隣りのホウレンソウの寒冷紗の掛かったウネと干渉してしまうため、当初の予定より30cmくらい横にずらしました。少しジャガイモのウネに接近し過ぎのような気もしますが、仕方ありません。

こちらも同様に60cmのウネを作り、こちらも周囲にたっぷりと堆肥を蒔き、またウネの上面に化成肥料を十分に蒔きます。

ただし、キュウリは肥料は多めでないと育ちが悪く、対照的にトマトは肥料が多いと葉ばかり大きくなって実が十分に育たないとか、果ては実が割れたりするそうなので、こちらは少なめにしました。そしてこちらも黒いマルチを掛けます。

さらにトマトとキュウリのツルを通すために、支柱をクロスして立てます。支柱の角度やクロスの位置がずいぶんバラバラで何度か支柱を挿し直しました。

全部で5本☓2で5箇所のクロスがあるので、そこを太い紐でしっかり縛ります。昨年も教わったのですが、何だかよく覚えておらず、結局師匠にやってもらいました。とほほ。

果菜類の準備をここでお終いですが、その後、ジャガイモの芽欠きと土寄せをしました。先週は南から2つめの芽が出ておらず、ここはダメかと思っていましたが、今週見たら、小さな葉っぱが出ていたのでホッとしました。やや生育は遅いですが、追肥などを適切にして、最終的にしっかり育ってくれればと思います。

2014年4月14日月曜日

ホウレンソウの成長がイマイチ

さて、サトイモと枝豆の植え付けのついでに、先日植えたジャガイモとホウレンソウ、先週植えたトウモロコシ、ダイコン、カブ、小松菜をチェックしました。

トウモロコシ、ダイコン、カブ、小松菜は小さな芽が土の上に出ていました。特にトウモロコシは他の畑はうちより1週間早いので、もう3~5cmくらいの若芽が伸びていましたが、うちはようやくマルチの穴から2~3本ずつ、1cmにも行くかどうかの小さな芽が出ただけです。

とはいえ、無事に出てくれてホッとしました。ダイコン、カブ、小松菜も小さな芽が出てきています。

またジャガイモは葉も出てきて、けっこういい感じです。1箇所、芽が出てこない種イモがあるようですが、遅いだけか、それともうまく出てくれなかったのか、まあもう少し見てみますが、とりあえずこれだけあれば収穫は何とかなると思いたいです。

ところが、ホウレンソウは緑色が薄く、心なしか発育もやや弱いようです。師匠いわく、肥料が足りないのではないかということでした。

追肥したらどうか訊いたところ、葉の列と列の間に溝を掘り、そこに肥料を撒いて、再度溝を埋めれば少しはリカバーできるかもしれない、とのことで緊急追肥しました。


まあホウレンソウは丈夫で育てやすいとはいいますが、酸性の土が嫌いとかいろいろ条件はあるようなので、引き続き注意していきたいと思います。

去年は1本しかないピーマンが早々に病気で葉が全部落ちて、まもなく枯れてしまうということもありました。自然相手なので、最後まで気が抜けません。

2014年4月13日日曜日

サトイモと枝豆

すっかり春爛漫な今日この頃、何だか庭や公園の植物たちも心なしか元気になってきたように感じます。

そんな中、今日はサトイモと枝豆の植え付けをしました。

サトイモはすでに種イモが用意され、プラスチックの網カゴに入れられて枝豆の粒と一緒に用意されていました。今日は妻だけでなく、小学生の息子も働いたら少し小遣いやる、といって参加させました。

というのは、彼が大人になる頃には日本はどうなっているか分からないという私の経済観があります。今の無駄遣いだらけの国家や地方自治体の放漫体質と膨張する社会保障費は、国債や地方債という子供たちや未来の子孫からの借金でまかなっています。

しかし、今は国債は投資先でリスクを取りたくない銀行や生保、ゆうちょ、その他の買い手がおり、さらに借金の金額が日本人の金融資産の合計より下なので、何とか大半は国内の貸し手で賄えています。

ところが、数年後には国の借金の額が日本人の金融資産の合計を上回る時が来ます。このとき、グローバルマーケットの貸し手に資金を出させるには、他の投資対象に遜色ない程度に金利を上げる必要があります。

そうなると、金利が上昇し、国内経済が相当厳しくなることが予想されます。

そのとき就職先がなくなっても、最悪うちの息子の母の実家は東北の農家で二束三文とはいえ、土地はたっぷりありますし、おそらく食べ物が確保できれば、最低限生存することは可能です。ということで、息子に食料を自給自足する体験を今から積ませておこうという私の親心なのです。

どうやって将来の厳しい経済社会でサバイバルするかは、こんなところで研究成果を残しているので、ご興味があればご笑覧ください。http://lowrisk-invest.blogspot.jp/


さて、まずはサトイモです。師匠に指示された寸法でウネの位置を決め、先日のジャガイモと同じ要領で種イモを配置するための溝を掘ります。

深さは15cmくらいとのことですが、土がけっこう固まっていたりして、イモが大きく育つようにまずクワを何度も入れて、土を柔らかくしました。

その土を奥へと上げていき、幅20cm程度(クワの幅と同じ)の溝を掘っていきます。そこに一定間隔で種イモを起き、さらにイモとイモの間に堆肥と化学肥料を入れていきます。


用意ができたら、今度は手前を掘ってイモや堆肥の上に土を掛けていきます。手前から見ると土を取った溝、イモを植えた少し浅い溝、そして一番奥は土を掻き出したので、少し山になっています。

師匠によると、いずれ一番手前の溝に追肥して、さらに手前の土を掛けてイモのある箇所に土寄せするので、自分としてはあまりきちんと出来た気がしないのですが、これで大丈夫ですとのことでした。

次に反対側から寸法を取って、枝豆の種を蒔きます。ここの寸法は息子と私で線を引いたのですが、ウネは私が作る、といって妻が一人でやりました。


体験農園ではどの位置に何を作るかは決まっているので、本当であれば左右のエリアと同じ位置にウネが来るはずなのですが、あっちからこっちを見渡すと、何だかうちのエリアを境界にするように、右の畑と左の畑で位置が数十cmくらい違います。

基準となる杭の位置がそもそも一定でない、という気もしますが、まあこれでも野菜は育つからいいか、という感じです。

土の温度を保つため、ウネ全体に化学肥料を撒いてから、マルチを掛けました。穴開きマルチなので、この穴に沿って枝豆の種を蒔いていくわけです。


マルチについては、先週やったのでわりとすんなり終わりました。そして妻と息子が向こうと手前のマルチの穴に、2粒ずつ種を蒔いていきました。あまり浅いと雨とかで土から出てしまうので、2cmくらい、指の第一関節かもう少しくらい押し込むイメージです。そして押し込んだら、土を叩いて、しっかり安定させます。

先週のトウモロコシもそうですが、鳥に種を食われてしまうリスクがあるので、寒冷紗を掛けて保護します。

最後に種にたっぷり水をやります。特にサトイモは乾燥に弱いので、かなり念入りに水やりをしました。まだ春先だからいいですが、これから少し気温が上がってきたら、ウィークデイでも時々は来て、水を絶やさないようにしないといけません。生き物相手ということで、少し気を使うところです。

2014年4月7日月曜日

ジャガイモとホウレンソウが少し出てきました

土曜日に師匠にマンツーマンで指導を受けた際に、3月中旬に植えたジャガイモとホウレンソウについても指導していただきました。

まずはジャガイモですが、師匠から「地面をよく見てください」と言われました。何だかよく分からなかったのですが、説明を受けると、地面の一部がややぽこっと盛り上がっており、これはもう芽が出ているのだということでした。

左右の別の人の畑を見ると地面に10cmくらいのひび割れが走っていて、まさに地面を破って芽が出てくるところでした。

昨年は土寄せをしないで、イマイチ不満足な出来だったのですが、今年は教科書どおりに何度か追肥や土寄せをして、大きくて元気なジャガイモを育てたいと思います。



もう一つのホウレンソウですが、残念ながら真ん中の列の端っこの発芽率がイマイチよろしくありませんでした。

これも師匠によると、ホウレンソウはいったん抜いても再度植えればまた育つので、他のところで元気そうだけど間引きしたのがあれば、それをこういう間に4cm間隔くらいで植えれば無駄なく育てられるとのことでした。もう少し伸びたら試してみようと思います。


2014年4月6日日曜日

穴あきマルチを張ってトウモロコシを植える

先週日曜日のトウモロコシ、ダイコン、カブ、コマツナのタネ撒きが雨で流れたため、土曜日、あらためて植付けをしました。

うち以外はリタイア世代が多いせいかもしかして平日にさっさと作業してしまっていたようで、周囲の畑はほぼ作業が終わっていました。

ということで、今朝の作業はうちだけで有り難いことに師匠にマンツーマンで教えていただくことになりました。ここぞとばかり、タネの植え方、マルチのキレイな張り方、作物の水遣りのコツなどを教えてもらうことができました。

まずは西側から寸法を測って位置取りをして、ウネを3本作りました。まず1m幅を取り、そこからクワで内側に土を上げていきます。クワの幅が約20cmなので、1m-20cm×2本で60cmの幅の畝ができます。

ここで細かいことですが、ということで上げた土は真横に置いていくように指導されました。確かに進行方向にズレて置いていくので、堀り始めの位置は土が少なく、心持ちウネの長さが短くなっていました。

真横に土を上げつつ、土が均等に上がるように調整しました。単純な作業のはずですが、何だか師匠に見られているので緊張してしまいました。


次に60cm幅の角材を使って土を均してウネを段状に成型していきます。これもだいたい60cmでいいですよ、とのこと。次にコマツナは三条蒔きなので3本線を引いて、そこに直径1cmの細い棒(写真手前の緑の棒)をぎゅっと押し込んで線を付けていきます。

タネを蒔く深さは8mmくらいということで、棒を押し込むときは、ぎゅっと押し込みつつも、少し棒が余るようにします。



左側はコマツナ、右側はカブをそれぞれ2cm間隔くらいでタネを蒔きます。終わったら上から化学肥料を適量与えて、そして指で摘むようにして穴を埋めていきます。最後に雨が降ってもタネが出てこないように、しっかり上から叩いて土を固めます。

隣りの列にはダイコンです。ここは缶コーヒーの小ぶりな缶を使って2cmくらいの深さの穴を開け、そこに3粒ずつタネを蒔きます。葉が横に広がって茂るので少し周りとの間隔に注意して位置取りをしました。


最後はトウモロコシです。昨年は何だか師匠にいい品種を選んでいただいたようで、あまり大きくはありませんが、甘くておいしいトウモロコシが採れました。今年もそうなるよう、しっかりタネを植えないと。

まずはウネの両脇の溝に堆肥と化学肥料を適量入れます。次に先ほどと同じく、長さ60cmの角材を使って、ウネの上の土を均して60cm幅に整形していきます。このとき、上の土を少し両脇の溝に戻して堆肥と肥料を土の中に入れるようにします。

ここは土の温度を保つため穴の開いたマルチ(黒いビニールシート)をウネに敷きました。先ほどの堆肥のために両脇に残った溝とウネの通路側にクワで少し穴を掘って、そこにロールから少しずつ引き出して、マルチを入れていきます。

十分に引っ張り出したら、なるべくシートを伸ばすように端を長靴で踏みながらすぐ横ではなく20cmくらい余裕を持って、外から内側へ土を掛けてマルチの両端を埋めていきます。最後まで埋めたら、掛けた土のところを踏み固めてマルチをしっかり固定します。


それぞれの穴に殺菌加工したトウモロコシのタネを3つずつ置いていきます。あまり浅い位置だと大雨で露出したり、鳥に食べられたりするので、指の第一関節が入るくらいまで十分に押し込み、土を叩いて少し固めます。


これでしっかりと植えることができました。


約1時間かけてウネ3つ分のタネを植えました。タネを植えたところにたっぷりと水を掛けておきます。昨年は水がないと弱ってしまうサトイモは夏場毎日早起きして、出勤前に水やりをしていましたが、それ以外は加減が分からず弱りました。

師匠に水やりのコツを訊くと、

○タネを植えてから、しっかり芽が出て根が張るまでは(種付けから1週間~10日くらい)は注意してみており、乾燥させないようにする。

○天気予報に注意して、雨水を利用して適度に給水する。

○サトイモや一部の果菜類(キュウリやナス)は乾燥させないように注意する。ただし、表土は乾いていても土の中はしっかり水分があることもあるので、よく見るように。

などの原則を教えていただきました。

まだ暑くはないですが、週末くらいは様子を見て、順調に芽が出るよう注意したいと思います(といっても、来週もサトイモとエダマメの植え付けで結局は行くのですが。