2014年12月16日火曜日

霜が降りたので白菜をビニール紐で巻く

青首大根と大蔵大根がしっかりできたのですが、食いきれず、何だか野菜を無駄にしている昨今です。

もう全部野菜が育ってしまい、ほとんど世話をする必要はないのですが、白菜は順調に丸くなってきています。白菜を紐で巻いている人がいますが、いつ頃やればいいのか師匠に訊いたら、年明けくらいでいいとのこと。

同じく、手持ちのあの藤田智先生の特に失敗とその対策を説明した愛読の野菜栽培の本を見ると、初霜が降りる頃には白菜を紐で巻くときれいな玉になると記載されていました。


年明けと言ってもあと半月なのですが、急激にすごい寒波が来ているので、これはもう巻いてもいいだろうと考え、週末にビニール紐で白菜を巻いてきました。といっても、巻き加減が分からず、あまりぎゅっと巻いては成長を阻害するのではないかという気もして、何だか生ぬるい巻き方をしてしまいました。

いちおう大きく葉が広がっていますが、巻いたことでコンパクトになりました。ただし、実際はもう少し上の方できゅっと巻いた方が良さそうです。昨日今日はかなりの寒波で早起きして畑にメンテナンスに行くのも億劫ですが、今週末には巻き直しておきたいと思います。

今日も全国的に寒風が吹き荒れていますが、先に葉を巻いておいた効果が多少はあるでしょうか。寒さに鍛えられて、甘みが出るとうれしいのですが。

ちなみに巻き終わった白菜の脇では、もういつ採っても良さそうなカリフラワーがすっかり固くなり始めています。何だか冬野菜が豊作なのはうれしいのですが食いきれず、うれしい悲鳴を上げています。ブロッコリーも小さな花芯がまだまだ出てきていて、もう少し食えそうです。


2014年12月7日日曜日

キャベツの破裂の理由は・・・

順調に大きく、そして甘く育ったキャベツですが、ひとつ大きな穴が空いて葉っぱが何枚にも渡って裂けていて、けっこう中まで食われていました。

虫にやられたのか、いやけっこう大きく食われているからカラスとかに突っつかれたか、はたまた時折出没するというハクビシンにでもやられたのか?

今日ちょうど師匠が自分の畑で作業していたので、大穴の開いたキャベツをもっていって何者がこんなに食ったのか訊いてみました。

すると師匠が「採るのが遅いんですよ」というのです。一瞬回答の意味が分からず、さてぼやぼやしていると食われてしまうという意味かと思って、「ハクビシンとかですか?」と聞き直すとようやく、「大きくなり過ぎると中から破裂してしまうんですよ」と教えてくれました。

そう言われてみると、近隣にもいくつもそういうキャベツがあります。ニンジンとかも穴が開いているのがあるし、採るべきタイミングでさっさと採らないとこういうアクシデントがあるものだと思い知りました。

*ちなみにうちの破裂キャベツは取ってしまったので、これは近隣の方のダブル爆発です。

ナスとピーマンの撤去

初夏の頃から11月になる頃まで楽しませてくれたナスですが、もうそろそろ木も相当くたびれてきました。師匠が自分の畑のブロッコリーを刈り取った後を提供してくださり、抜いたナスやピーマンをそこに捨てることになりました。

大きな3本のナスの木を感謝を込めて、そして力いっぱい引き抜きました。けっこう立派に育っていて、満身の力を込めてようやく抜けたという感じです。そして木を一本ずつ境界線まで運び、師匠の指定したエリアに置きました。

そして残った土地を整地しようとしましたが、まだナスの根っこが縦横に残っていました。それを掴んで引き抜こうとしましたが、容易には抜けません。ぐっと引っ張るとようやく取れましたが、その根は畝を超えて隣りの方の畝の方まで延びていて、通路の真ん中くらいでようやく全部抜けました。

それでも、きっと根の先端の方はまだ何本かに枝分かれして、土中に残っているように思われます。こんな太くて丈夫な根を四方八方に半径2mくらい(あるいはそれ以上)延ばして養分を吸収していたのでしょうか。採っても採ってもこれでもかと立派な実を付け続けるナスの生命力の根源を見た思いです。

それでもほとんどクワを入れて見つけた範囲の太い根は全部除去して、土を耕しておきました。ナスの次のローテションは何になるのでしょうか。とりあえず来年の春まではこの畝はお休みです。