今年もいろいろ植え付けてきましたが、いよいよ最後の種蒔きとなりました。
ウネを3分の1ずつ分けてカブ、水菜を植えていましたが、残りの面にコマツナを植えます。ウネは作ってあったのですが、もう2ヶ月くらい過ぎてすっかり土は硬くなり、雑草もそこかしこに生えているので、いったんクワを入れて土を耕し、脇を再度固めて、ウネを作り直します。
60cm幅のウネに細い棒でまず真ん中に深さ1cmくらいの溝を作り、二分割した30cmずつの区画をさらに半分に溝を作り、合計3本の溝を作りました。
2cm間隔で種を撒き、溝を指で摘むようにして埋め、上から化成肥料を撒いて水を撒いて完了です。
次に白菜と大根の間引きです。白菜は2株を1本にします。大根は先日3株を2株にしたのですが、今日は決選投票、というわけで2株を1株にしました。大根は小さい方または勢いの弱い方を抜いて穴を埋めればいいのですが、白菜は根が絡んでいるかもしれないので、地面のところで茎をハサミでカットしました。
終わったところを師匠が見てくれましたが、白菜は葉がたくさんあって、3箇所ほど間引きすべき苗を見落としていたところを師匠に指摘されて、慌てて追加でカットしました。
寒冷紗をかけていたのですが、それでも少し葉を虫にかじられていました。わずかに綻びがあったのですが、そこから入り込んだのかもしれません。白菜の葉をあれこれ見ていたら、2匹ほど3~4cmの青虫を発見しました。可哀想ですが、長靴で圧殺です。
これからあの白菜の玉に育ってきますが、師匠に訊いたところしっかり葉を巻かせるためには、年明けくらいに葉の周囲をヒモで結いておくと、きれいな玉になるとのことです。
間引いた大根はまだ細くて小さいですが、20cmくらいに育っていました。これも鍋に入れたり生で齧ったりできるだろうと、もって帰ります。
先日4cm以上の間隔に間引きしたカブですが、ずいぶん大きくなってきました。玉が外に出ると強い陽に当たったりして実が割れたりするので、土寄せして、玉全体を土に埋めるようにしました。
次は長ネギの土寄せです。まずは土に化成肥料をしっかり撒いて、その粒ごと鋤きこむようにしてクワで土を上げます。上げては左に寄せ、上げては左に寄せ、を繰り返して、しっかりと土手を作っていきます。急斜面になるのでなく、こんもりした山になるように盛ります。
師匠が回ってきて、根本のV字の部分が太いネギを選んで「この辺はもう食べられますよ」と教えてくれたので、抜いてみました。なかなか立派に育っていました。30本くらいあるので、年明けくらいまではネギには困らないでしょう。
さて外周の葉はかなり青虫に食われていましたが、キャベツはしっかり玉ができてきました。1つ小さいキャベツで芯の葉まで虫に食われているものがありましたが、他のキャベツは大丈夫そうです。
ついでに人参も香りの強い朝鮮人参にも負けないようないい人参が育ちました。十分な大きさになったものが2本くらいあったので、まだ抜く時期でもないですが、抜いてみました。
ということで今日の収穫です。
というわけで、今日のメンテナンスは終わりです。手前の里芋も11月になったら食えるそうです。その隣りの人参は少し一部の葉がウドン粉病になっていましたが、いちおう師匠が消毒してくれたそうです。まあ根はしっかり育っているので、人参はしっかり収穫できると思います。