今シーズンから新たに8名の方が新規に参加されたそうです。最初に師匠から配置、ホウレンソウの畝の作り方、ジャガイモの溝の掘り方について説明を受けました。
ホウレンソウは1m幅を測り、その線の内側にクワを入れます。クワの幅が20cmなので、両脇にクワを入れて掘り返した土を角材で均して台地を作り、60cmの畝ができます。
師匠の工夫なのか誰でもやっているものかは分かりませんが、ここでは20cmのところにも切れ目のある60cmの長さの角材を使って、土を均しつつこの角材の長さと同じになるようにウネを作っていきます。半分で区切って、片方にホウレンソウ、残りにはダイコンを蒔きます。
60cmのウネの真ん中に細い棒を押し付けて溝を掘り、そこから前後に15cm間隔で溝を合計3本掘ります。その溝に1.5cmくらいの間隔で青く消毒薬でコーティングされたホウレンソウのタネを蒔いていきます。
タネを蒔き終えたら、軽く手のひらで表面を叩いて固めて、化成肥料をまんべんなく降りかけて、ホウレンソウのタネが植え付けられました。
明日は雨が降るようなのですが、とりあえずタネを蒔いたエリアにたっぷりと水をやります。
普通はこれでもいいのですが、この時期、腹を減らした鳥がタネをほじくり返して食べてしまうことがあるというので、寒冷紗をかけておきます。5ヶ所にアーチを作り、そこに布を掛けて、そしてたすき掛けで2本を地面に固定します。
数日に1回くらいは確認しつつ、葉が4本くらい出てきたら初回の間引きをして最終的に3分の1くらいまで決選投票をしていきます。ただし、間引きした分も、そもそも若葉ですし、葉がある程度のサイズになればおいしく食べられます。ラーメンの付け合せとか、サラダとか、しばらくはホウレンソウが楽しめます。
その間に妻がジャガイモ(キタアカリ)を植え付けていました。種イモは芽の位置を見ながら、2~3個の芽が配置されるようにカットしていきます。
線に沿って深さ10cmくらいの溝を掘り、そこに堆肥を蒔き、化成肥料を蒔き、断面が下になるようにして30cm間隔でカットした種イモを置いていきます。
こちらは今度は手前(写真左側)から土をかけるようにして、種イモを植えていきます。やはり水をかけておきます。これで6~7月くらいにジャガイモが収穫できるはずです。
というわけで今年もいろいろな野菜の栽培と収穫が楽しめそうです。ちなみに最初は1時間半以上かかっていましたが、今日は開始から片付け終了まで55分。多少は作業も慣れてきたようです。