2014年7月31日木曜日

追肥のタイミング(のはず)

今日も暑いのですが、早めに帰宅できたので6時台に畑に行きました。

ネギはマニュアル本を読むと3週間くらいの周期で追肥せよとあるので、溝に沿って化成肥料を追加しました。このあと、もう少し伸びてきたら、白い部分が長くなるよう土寄せをします。


キュウリは葉も相当枯れ、実も小さかったり不恰好だったり。そろそろ終わりのようです。ナスとピーマンはまだまだ行けそうです。前回は7月上旬に肥料をやったのですが、そろそろ3週間過ぎたので、マルチを上げて根の周囲に化成肥料を追肥しました。また地面に近い部分やあまり実が成っていない脇枝をカットして、中央部に栄養が行き渡るようにします。


 いずれにせよ、旨いナスが毎日取れるのはありがたいことです。トマトももう少し行けそうです。


<追記>
もう少し教則本で調べたところ、そもそもピーマンもナスもトマトも、最初の木を作るところでの脇芽欠き、それからも定期的に脇芽を欠いて、とにかく中核となる枝に養分を集中させるよう手入れをしないといけなかったようです。どこまでやっていいのか分からず随分控えめにやっていましたが、ここをしっかりしないといけません。

またニンジンの実をしっかり育てるには、若芽が出揃ったところで、ということはそろそろ3cmくらいの間隔にしないといけません。次の週末にでも作業しようと思います。

2014年7月27日日曜日

友人の有機栽培の店でブルーベリーの育て方を教わった

ブルーベリー作りをどうすればいいのか、などと書いていたら、ひょんなことから有機農法でブルーベリーを育てているという農家の方から、直接教えてもらう機会がありました。


そもそものきっかけは、古い友人がうちから遠くない世田谷区野沢に有機野菜の店をオープンさせたことでした。

私は慣行農法を見習い中の身なので有機農法は話半分という感じですが、よくよく考えると体験農園も植え付け時に化成肥料をやるのと、ウドンコ病や虫が発生したときに、天然成分由来という市販のスプレー式殺虫剤を噴霧するくらいで、あとはたまに病気になりそうになると師匠が農薬を最小限蒔くことがあるようですが、基本的に最低限の肥料や農薬で育てているという点では、けっこう善戦していると思うのですが・・・。

ここで有機野菜を見たり試食したりしているとき、有機農家の方から粒の大きいブルーベリーの試食を勧められました。遠慮なく何粒も掴んで試食してみましたが、甘みのあるおいしいブルーベリーでした。

埼玉県の美里町というところから来たとのことでしたが、何とそこは町全体がブルーベリー栽培が盛んなのだそうです。ブルーベリーはやや酸性の強い土壌を好むとのころですが、その町の土壌がブルーベリーに向いているのではないかということでした。他の土地より明らかに発育がいいそうです。

うちは鉢植えなのですが、できれば直植えにするとか、種類の違う他のブルーベリーの木を近くに植えるといいとか、脇芽や弱った枝葉を取ることで実がより大きくしっかりするのではないかとか教えてもらいました。とはいえ、それなりにしっかり実が着いているのであれば、それでいいのではないかとも言ってもらったので、まあ今年はこれでいいかと。

庭のブルーベリー

借りている体験農園の作物も楽しみですが、家で育てているブルーベリーもずいぶんたくさん実を付け、ほんのり紫色になってきました。これはもともと息子の小学校の文化祭でどこぞやの団体の方がブルーベリーの苗を配っていて、それをもらってきて大きなプラスチックの鉢に植えたものです。

昨年はあまり世話をせず、またブルーベリーは大量に水をやらないといけないということも知らず、たまにしか水をやらなかったため、いったん枯れかかってしまいましたが、その後毎日バケツで水を与えていたところ、何とか復活してくれたので、今年は一所懸命に毎日出勤前に水をやっていました。

また適当に毎日ハチとか蝶とかその他虫がやってくるので、受粉もうまくできたようです。


またいくつかの実は藍色になってすっかり収穫できる状態です。とりあえず朝に藍色に熟れた実を見つけると、摘み取ってまとめています。とりあえずあと半月くらい頑張れば、小瓶1個分くらいのブルーベリージャムができるのではないかと思います。

いま15粒くらいですが、ちょっと摘み取りが遅れると、鳥に実を食われていたりするので(庭には農家の嫁の義母が鳥類への嫌がらせのため3箇所に釣り糸を張っているのですが、ブルーベリーの木はそのやや外側にあります)、見つけたら早めに摘み取らないといけません。

とりあえず体験農園では果物はないので、自宅の小さな庭ですが、果物栽培を楽しんでいます。

といっても毎朝バケツ半分の水をやることと、四半期に1回くらい、化成肥料を撒いているくらいしかしてはいないので、栽培というより生き物の力は偉大だということです。

2014年7月26日土曜日

猛暑のメンテナンス

一昨日もゲリラ豪雨があって水遣りの方はあまり心配なかったのですが、あまり間が空いてもよくないと思い、今朝9時過ぎに畑のメンテナンスに行きました。いままさに育っている真っ最中であるサトイモは、サトイモは水をたっぷりあげないといけないのですが、まだ土にも十分湿気があり、葉もいい感じに育ってきています。


次にナスとピーマンですが、巨大なナスがいくつもできていました。ある程度の大きさで収穫したのですが、7個も取れ、中小のものがまだ10個以上ついています。ひとつ困ったのは、先日台風で枝の半分がやられた木がすっかり元気に復活したのはいいものの、隣りのピーマンを思い切り押しのけていました。

仕方ないので下の方のあまり実の期待できなさそうな枝葉は剪定して、上の方の太い枝はこれまで伸びるに任せていたのを改め、緩くではありますが支柱に結び付けました。もう1本脇にだあっと出ている枝があるのですが、残念ながら手持ちのビニール紐が尽きてしまったので今日はそこであきらめました。明日もう少し長い紐を持参して、結び直してみます。

キュウリもまだ4本取れました。あと何本かはいびつで小さいので、あまり食えるか分かりませんが、切ってしまえば分からないので漬物の材料くらいにはなるでしょう。こちらも終盤ではありますが、いちおう伸びすぎた枝を切ったり枯れた葉を剪定して、すっきりさせました。


トマトはまだまだ青い実がいっぱいあります。そろそろ暑いので色づいてきそうな気もするのですが。特にミニトマトと奥のトマトはまだ行けそうなんですが、8月5日までには撤収しろということで、ちょっと思案に暮れています。うちの庭に移設とかできないかなあ。

 先日植えたネギですが、雨がたくさん降ったお陰か、しっかり根付いて来たようです。堆肥代わりのトウモロコシの古い葉も土に馴染んできているように見えます。まだ土は十分湿っているので、水はやりませんでした。


収穫を終えて帰ろうとすると、炎天下の中、おしゃれな紫の服を着た師匠が黙々と農作業をしているのが見えました。若い頃から(何でも30代半ばくらいからサラリーマンから家の農地を活かすべく、農業に転身されたとのこと)鍛えているとはいえ、熱中症にご注意いただきたいものです。って、ラフな格好で自分もなんですが。

2014年7月19日土曜日

ナス、ピーマンは好調

涼しくて過ごしやすい天気ですね。時折雨は降っているものの、3日間あいだが空いたので、小雨の中、畑に行ってきました。

そろそろ次の準備も始まるので、トウモロコシとカボチャのウネに張ってあったマルチをはがして、園内の不燃ゴミボックスに捨てました。

さて先日台風で少しダメージを受けたナスですが、残った枝ではそんな怪我(?)にお構いなく、順調に大きくて黒光りする実が順調になっています。

少し根元付近に緑の若い枝が側方ににょきにょき伸びているので、盆栽おやじになったつもりで、ばんばんカットしました。この若い枝はトゲがついているので、注意が必要です。


同様にキュウリも枝もカットします。うどんこ病にやられていた葉の一部は枯れてしまいましたが、大きくて日当たりのいい葉はまだ頑張ってくれています。

昨年ダメだったのが今年は好調なんで何度もしつこく書いていますが、ピーマンも絶好調です。

しかも特定の枝にいくつも実が連なっていて、全部の実に十分に栄養が行き渡るか心配な面もありますが、何だかピーマン界のビッグダディのようです。とりあえずある程度の大きさになったら、こまめに実を取って、できるだけどの実も成長してもらいたいと思っています。

トマト、ミニトマトの木もまだ青い実がたくさん残っていて、もっと取れそうです。とはいえ、これらの実はなかなか赤くならないのですが、日照が足りないのでしょうか。

赤く熟れたトマトが割れて落ちていましたが、そこにカナブンやらアリ、羽虫その他がむらがっていました。植物はこうやって自分のタネを残していくんだなと理解できる光景でした。残念ながら、ここはマルチを敷いてあるので、落ちてもタネは残りませんが。



2014年7月17日木曜日

キュウリが草臥れてきた!?

これでもかと採れたキュウリは累計でほぼ100本になりました。太くなりすぎたものとか処分したりしているので、4本の木からよく採れたものです。

ところが、先日少し大幅に剪定したせいか、はたまた追肥の仕方がまずいのか、それとも梅雨の雨や急に高温になったことなどか、単に実を取りすぎて木が草臥れてきたのか、原因は定かではありませんが、あれだけ立派な実がニョキニョキ成っていたキュウリが、急に小さく、湾曲した貧弱な実ばかりになってきました。


とりあえず木に負担をかけないように見込みのない実は全部取ってしまい、その後ウドンコ病になりつつある葉は消毒したり脇に長く延びた枝は大きくカットしたり、また回りの土に少し化成肥料を撒いたりしました。

とはいえ、どれが有効なのかは分かりません。とりあえず師匠からは次の作物を植えるため、キュウリとトマトのあるウネは8月頭でいったん更地にするよう指示が出ています。残り半月、もう少しきゅうりが採れてくれるとうれしいのですが。。。

2014年7月12日土曜日

秋野菜の植え付けが始まる ~ニンジンと長ネギ

一昨日の台風では、そのときは思ったより東京はひどくないと思ったのですが、今日畑に行ってみると、ナスが1本倒れていました。大きな枝が2本あるうち、片方の枝はほとんど折れていました。

仕方ないので、その枝は切って、残った枝を活かすことにしました。もう少ししっかり支柱に結んでおくべきでした。確かに周囲をしっかり紐で結んであるところのナスは、大きなダメージはなさそうに見えました。

さて、今日はニンジンの植え付けです。80cm幅の寸法を取って、両脇からクワの幅の分ずつ土を返します。




それを木の平らな棒で馴らして60cm幅のウネを作り、二条蒔きで小さなニンジンの種を3cm幅で落としていきます。

あまりに小さくてところどころ2つ蒔いたり、幅も相当ばらついています。まあ後で間引きするからいいでしょう。




あとは溝を指でつまんで穴を埋めて、化成肥料をまんべんなくウネに撒いて、上から土を叩いてタネをしっかり固定させます。これからまた台風や大雨が来てもいいよう、かなり土をしっかりと固めました。

次は長ネギです。去年はおいしいネギがたっぷりできて、冬場はこれでもかと鍋ばかり食っていました。

まずは穴を少し深めに掘ります。掘り出した土はあとで土寄せに使うため、左側に山のように積み上げていきます。

今日は何を思ったか、妻が適当にネギを並べてそこに化成肥料を蒔き、そのまま堆肥代わりのトウモロコシの残った葉や茎を入れていきましたが、実際は少しネギの根っこに土を掛けてしっかり根を垂直に押し込んでおきませんでした。師匠に指摘され、それじゃ真っ直ぐなネギはできませんよ、と指導を受けました。もう1回トウモロコシを取り出して、やり直しです。


今度はしっかり、できるだけ垂直にネギを植えて少し土に差し込むようにして、さらにその上に軽く土を掛けました。化成肥料は先ほど与えてあるので、やり過ぎないように今度はやりませんでした。

何でも下が曲がって植わってしまうと、ネギの上は垂直に伸びようとするため曲がりネギになってしまううこと、またそうなると抜くときに真っ直ぐすっと抜けなくなることを指導されました。

今回はけっこう好調に作れたと思ったのですが、まだまだよく分かっておりませんでした。

最後にニンジンにたっぷり水をやっておしまいです。ついでにサトイモにも追肥してさらに土寄せして、イモがしっかりたっぷり生育するようにしました。

去年はネギとサトイモはけっこうよくできたのですが、ニンジンは間引きのタイミングが遅く、小さかったり、形が変だったりしたので、今年はウネを少し高く作って、さらに間引きに注意するつもりです。

それにしても朝から暑かった。70代後半の師匠が精力的にあちこち動き回って指導しているのには驚きました。まだまだ元気にご指導いただきたいものです。





2014年7月6日日曜日

エダマメの収穫と次の作物の準備

雨の多い週でしたが、トマト以外の植物にとってはいいようで、キュウリやトマト、ピーマンがわさわさと出てきています。

さて来週からニンジンと長ネギを作るため、2本目と3本目のウネの草取りをしないといけません。暑くならないうちに8時前から畑に出て作業しました。
 

鶴首カマで土を起こして草の根を引きちぎり、草を取っては、ザルに移していきます。あとでまとめてゴミ捨て場にもって行きます。いずれ堆肥にするようです。


ちなみに東北で農家をしている妻の実家では、このカマのことを「かっつぁこ」と呼んでいます。何か感じが出ています。

20分くらいかけて、ようやくきれいになりました。

次にもうそろそろ撤収しないといけないエダマメを全部抜きました。もうその場で全部枝から切り落として持ち帰ってきました。ザルにたっぷり一杯分はありそうです。


あとは、ナス、ピーマン、トマト、キュウリそれぞれの木の根元とウネに沿って、化成肥料をひとかけらずつ追肥しておきました。

キュウリのツルがすごい伸びてしまい、上からターンしておりてきて、さらに地面に着地して、横にまで伸びています。


どう処理するか義母に電話しましたが、ちょうど直売所に今日並べる野菜の出荷準備中(選択したり袋に詰めたり)で教えてもらえませんでした。あとで聴いたら、1.8mの私の背丈くらいになったら(ちょうど支柱の高さでもあります)、メインの茎は止めてしまっていいそうです。その後、周りの枝が育ってくるとのこと。

あとは去年失敗したピーマンですが、今年はすくすく育っています。今年はいちおう統計を取っているのですが、もうじき40個に届きそうな勢いです。

最終的に今日の成果です。トウモロコシも5本取れたのですが、大きいのは取り尽してしまい、残った小さいやつは発育が弱かったり粒がふにゃふにゃで食べられませんでした。辛うじて1本だけ食べられそうでしたが、あとは捨てざるを得ませんでした。

それでも今日もトマトやらピーマン、ナスがしっかり採れました。